--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2006-07-24

75)「ラビットフット」は「バラの蕾」??

 行きつけのシネコン(指定席制じゃないよ^^)が開館7周年記念とやらで入場料1000円というサービスを実施していたので、夏休み中の弟の子どもを連れてJ・J・エイブラムス監督、トム・クルーズ主演の「M:I:Ⅲ」を観てきました。
 それにしても、最近の外国映画は、あちらの配給元が複合化しているのか、本編はもとより予告編でも、いくつもCGで作った商標マークが出てきます。そこに日本の配給会社のマークも加わり、ものによったら映画の製作プロダクションのCG化された商標マークもあったりして、上映開始のベルが鳴り、場内が暗くなって緞帳が開いても本編に至るまでが変に遠い道のりになっていますよね。
 またまた、それにしても^^、映画界も統廃合されて、予告編を見ていたら、MGMのライオンマークの次にコロンビアの女神さんなんかが登場して、アメリカの映画会社も吸収合併されていることがよく分かります。確か、MGMもどこかに身売りしているはずですが、昔はMGMとコロンビアは別々の会社だったんですよね(予告編が何の映画だったか、忘れました)。
 
 
 さて、「M:I:Ⅲ」。
 きっちり、アメリカ映画でした^^
 新婚早々のトム・クルーズはスパイ大作戦に大忙しです。妻には組織に属していることを隠しているので、仕事が入るたびに「出張、行ってくるわ」と誤魔化し、姿をくらませます。妻はそんな夫をいぶかり、早くも二人の間にヒビが入りかけます。
 しかし、トム・クルーズは「俺を信じてくれ」としか言えません。妻にしてみれば、たまったもんじゃないですよね。何をしているのか説明もなく、ただ「信じてくれ」とだけ言われても。
 
 こんな二人が、どう収まりを見せるのか、それがこの映画のもう一つの見どころでもあり、そこがいかにもアメリカ映画になってます。
 結論を先に記せば、きっちり、収まりはつきますよ^^
 何も知らないはずの妻が、いつの間にか、事件に巻き込まれてしまい、トム・クルーズは妻を助けるために走る、走る、また走るになります。夫たるもの、愛する妻のためなら当然ですが、最後の最後で逆転、今度は助けられるはずの妻が夫を救うことになります。
 ご当人たちにとっては死と隣り合わせの必死の大スペクタルですが、観ているほうにとっては夫婦の微笑ましい共同作業ですね。なぜなら、この映画は危機に見舞われた男と女は、男だけが奮闘努力するばかりでなく、女も努力しなきゃね、と機会均等を言っているかのようだからです。
 かくして大団円を迎えた新婚カップルは延び延びになっていたハネムーンに旅立っていきますが、物理的にしろ、精神的にしろ、危機を乗り越えた男と女が晴れて結ばれ、めでたし、めでたしとなる、このカタルシス、きっちり、アメリカ映画でしょ、ね?

 今回のトム・クルーズのお仕事は「ラビットフット」と呼ばれる玉の争奪ですが、映画を観た後、子どもから「ウサギの足って、どういう意味?」と訊ねられたので「『ラビットフット』そのものには意味はない」と答えておきました。
 あれって、「市民ケーン」の『バラの蕾』と同じようなものでしょう?
関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

ヒッチコックのマクガファン

わしも、初日に観ました。こういう映画には眼がないもので。でも、派手なことは派手だけど、モチベーションが無いというか、テレビのスペシャルのような感じでしたね。こちらの場合は、三作続けて、内部の裏切り者が敵役でしたが、同じスパイ物の『007』も同様に、冷戦が終わってから、根本の設定に苦労しているみたい。現実の方がリアルなのかしら。ちなみにテレビの『24』の最新作では、主人公のジャック・バウアーを中国の公安が拉致するところで、そのシーズンが終わりました。これはかなりリアルかも。
それから、「ラビットフット」の解釈ですが、かのトリュフォーの名著「ヒッチコック・トリュフォー」で言及されている、マクガファンなんですね。要はなんでもいいのです。その謎が本筋には関係ないのですから。でも、あまりうまくありませんでしたけど。
しかし、あのアジア系のお姉ちゃんは、つい数年前に、ヌードに近い格好で、香港のアクション映画に出ていました。出世したものです。私は好きです。

「男の顔は切り札」について

前後しますが、書きます。初めまして。加藤泰作品の「炎のごとく」が見たくて検索してましたところ青山さんのブログに遭遇。とても楽しく文章の隅々に「やさしさ」が感じられます。パソコンを開くようになってまだ2か月ですが、「お気に入り」に入れました。ところで、この「男の顔は切り札」に出ておられる日本電映の当時の主役スタ-、H.Sさんのフアンです。青山さんの文章から推察すると(勝手ですが)、松本常保氏との関係でしょうか、「炎のごとく」にHさんも、山南敬助役で出演されています。まだ見たことがなく(東京にいながら)今に至っています。青山さんに比べ、なんともミ-ハ-的ですが、不惑の年のHさんの演技にひかれます。私と青山さんは同じ年代のようです。子供に手がかからなくなっても、はるか40年近く前に好きになった人から、足を洗えないとは。上映があれば教えて下さい。

小春日和さんへ

 わがブログにご訪問いただき、ありがとうございます。意外なコメントを戴いて照れ照れです^^
 ご推察通り、小春日和さんとボクは同世代かも。でも、団塊世代じゃないですよ^^
 いまだに当時の藤純子の映画について、なんたらかんたら述べているから、ボクだってミーハー気分は抜けていませんよ。それだからこそ、こういうブログができるのかも、ですネ。お互い、足を洗う必要なんかないですよ^^
 日本電映のスターH・Sさんについて。当時の柔ものより、ボクは「土性っ骨」や「うどん」のような根性ドラマのほうが記憶にありますね。憶えておられますか。「土性っ骨」は主役でしたが、「うどん」では日本電映のお姫様、松山容子の相手役でした。でも、どちらもテレビ映画ではなく、関西テレビ製作のスタジオドラマでしたよね。
 最近では「水戸黄門」だったか欣也の「大岡越前」だったかに若い俳優の父親役で出ていましたね(正確な記憶じゃなくて、すみません)。たまたま観ていて「へぇー」と意外だったんですが、こういう発見って、出演者が詳しくテレビ欄などに事前に紹介されないので、なかなかできませんね。
 「炎のごとく」は仰られるように松本常保の執念の作品ですから、H・Sさん以外に姿三四郎だった倉丘伸太朗(当時は伸太郎)もテロリスト役で出ています。この作品はソフト化されておらず、数年前にCSの2局で放映されているだけです。東京でお住まいならボクより上映のチャンスはあるかもしれませんね。
 ちなみにブログでは触れていませんが、「男の顔は切り札」で日本電映系の俳優といえば、松本夫人の国友和歌子やよく悪役をやっていた上杉高也、出水憲司なども出ていました。

 しょぼいブログですが、今後ともよろしくお願いします。またコメントも戴けたらうれしいです。
プロフィール

青山彰吾

Author:青山彰吾
 日本映画を中心にしたコーナーです。
 ただし、取り上げる映画は偏っています^^
 
 

最近はこんなんです^^
ゲストのひと言
テーマ紹介
FC2カウンター
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

在庫の記事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。