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2013-10-10

小津&里見のテレビドラマ

青春放課後131010
(NHKから拝借です)


 お江戸に住んでいるお友達さんから、小津安二郎監督が生涯を終える半年前(1963年3月)にテレビドラマ用に脚本を書いたNHKドラマ「青春放課後」が再放送されると連絡がありました。
 半世紀前のテレビドラマでおます。共同脚本は、小津映画でしばしば原作、あるいは原案として名前を連ねていた小説家の里見惇でおます。翌年、再放送されているので、今回は再々放送になるのかな?
 結婚適齢期を過ぎようとしている娘のお話といえば、これはもうおっちゃんの独壇場でおますな。映画で繰り返し描いた世界でおます。映画ばかりでなく、テレビの世界にまで持ち込むんかい? とツッコミを入れたら、あの世のおっちゃんから「豆腐屋だもんね。豆腐しか作れねぇよ」と反論が来そうでおます。

 どんな作品に仕上がっているのか、ボクも観たことはおまへんから文句をつける気は毛頭おませんが、それにしても「青春放課後」とはヒドいタイトルでおます。いかにも当時のNHKまんまの堅いタイトルで、老齢を迎えたおじさん2人が脚本を書いているためかと、それこそツッコミを入れたくなります。タイトルだけを見ると、若いころ、さんざんワルさをしてきたおじさんが残り少なになったおのが人生を「時の過ぎゆくままに」過ごしている内容のようにも受け取れますし、適齢期を過ぎようとしている娘さんが主人公なら蝶よ花よの適齢期までが娘さんの青春であり、適齢期を過ぎれば人生の放課後になってしまうのかと、ひねくれた受けとめ方をついつい……ねぇ。
 ネットの情報を垣間見ると、小津安二郎が「テレビへの進出にも意欲的だった」という専門家なる人の意見も散見できますが、はて、どうでおますやろか。この作品一作をもって意欲的とするのは、ちょいうがった見方とも思われます。

 それにしても、適齢期っていつ? でおます。半世紀前までなら結婚話が続々と持ち込まれるのは24歳までということでおますやろか。『25歳を迎えたらお肌の曲がり角』というコピーの化粧品のCMもいつの間にか消えちゃってます。
 晩婚化が進み、かつてなら考えられなかった高齢出産も今では当たり前だし、独身所帯が増加している現代でおます。

 放送は10月14日(日)午前9時からでおます。
 佐田啓二、杉村春子、宮口精二、北竜二など小津映画おなじみの俳優が顔を見せ、適齢期を逃しつつあるおねえちゃんには当時、NHK3人娘の一人だった小林千登勢(あとの2人は富士真奈美、日野麻子)でおます。さすが50年前。適齢期のおねえちゃんを演じた人さえ、あちらの世界に引っ越しておりますな。


 
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