--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012-05-28

その後の、その後のビデオレンタル店閉店始末

                 ビデオ到着120527

 東京在住のお友達さんに、閉店するレンタルビデオ店の在庫たたき売りセールで買ってもらった中古ビデオが届きました。買ってもらったといっても、代金を立て替えてもらっただけでおます(まだ支払いはしてまへんけどね)。
 手に入れた作品は、上掲の画像にある通りでおます。

 DVDやブルーレイ全盛の昨今、昔ながらのビデオテープは保管に場所を取るばかりでおますが、仕方おまへん。それより、早速、開封してみたものの、これらのテープを全部観終わるのはいつのことか…としばし、ぼう然。それに、ほとんどの作品を、これまで地上波チャンネルやCSチャンネルで観ているので、内容がわかっているのでおますけどね。

 お友達さんから「右太衛門の旗本退屈男シリーズもあるで」とメールが送られてきた時、ビデオ化されている全作品はいらないので、迷わず選んだのが市川右太衛門主演の退屈男映画の最後の作品となった「謎の竜神岬」(1963年、監督=佐々木康)でおました。
 これ、当時の正月作品。東映時代劇がかつての隆盛の影もなくなった63年当時、まだ右太衛門さん、正月映画の顔として頑張ってはったんですね。というより、いつもは半年遅れの映画ばかり掛けていた田舎の映画館が、何を奮い立ったのか、都会での封切と時を同じくして正月映画として上映し、それをボクも観たという映画でおます。

 そのころはもちろん分からなかったことでおますが、実は、この作品にはあってはならないことが含まれているのでおますな。かつてNET(現・テレビ朝日)の「火曜映画劇場」という東映の時代劇映画ばかりを取り上げていた映画放送枠で放映されたことはおますが、そのあってはならないことゆえに現在はとんと放映されとりまへん。地上波よりも規制が緩いとされるCSでも、ほかのシリーズ作品は放映されることはあっても、この「謎の竜神岬」は見かけることはおません。

 なぜか?
 この映画では退屈のお殿様は筑前黒田に現れ、クーニャンの美空ひばり、博多芸者の桜町弘子、妹の北条喜久(のちの北条きく子)らの美女に囲まれながら黒田藩のお家騒動に乗り出しているのでおますが、悪いやつらが悪事遂行のために重い病気を患った患者たちの病者をたくみに利用しております。
 その重い病気とは「てんけい病」と映画では呼ばれておりますが、現代風に翻訳すればハンセン病でおます。患者たちが悪さをしているのではなく、悪人どもが「てんけい病」を利用しているのでおますな。つまりは、ハンセン病を悪事の隠れ蓑にしているってことでおます。
 そりゃ、個人で楽しむビデオならソフト化も可能でおますやろうけど、こんなの、大多数が視聴するテレビには流せまへん。もちろん、放映されない理由は、あくまでもボクの推測でおますけどね。
 今よりも病気への理解が進んでいなかった時代の、そんな映画作品でおます。


関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

青山彰吾

Author:青山彰吾
 日本映画を中心にしたコーナーです。
 ただし、取り上げる映画は偏っています^^
 
 

最近はこんなんです^^
ゲストのひと言
テーマ紹介
FC2カウンター
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

在庫の記事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。