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2012-01-01

映画館へ行けなかった年末

                   ミッション:インポッシブル120101

 政治・社会の波乱含みの卯年が去り、絵柄はコワモテながら勢いのいい龍の辰年を迎えました。
 さて、今年はどないなりますことやら。
 過ぎ去った昨年も今ごろは、まさか3月の異変なんて誰も予想していなかったし、またもやの政権交代や年末の大阪から立ち上った改革の火の手も、またしかり、でおます。

 昨年末のボクの映画館通いはしりすぼみ状態で、11月までは何とか持ちこたえたものの、12月はといとうトム・クルーズ主演・プロデューサーの「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」1本だけだったという惨状でおました。
 スパイダーマンや日本の必殺シリーズからのパクリもあってツッコミどころ満載だし、相変わらずのトム・クルーズもカッコ悪い体型なのに見せたがりのナルシストではおますが、アニメ出身のブラッド・バード監督の文句なしに楽しめる冒険活劇でおました。


 別段忙しくて映画館に足を運ばなかったのではなく、時間があっても行けなかったのですね。
 なぜか?
 答えは簡単。新作映画に食指をそそられる作品がなかったから。かといって、じゃ旧作映画で、その穴埋めをしようと思っても、地域柄? そう簡単には行けしません。

 じゃ、どうしていたのかというと、もっぱら採りためたビデオ、買ったり貰ったりしたDVD、CSの映画などでお茶を濁していた日々でおました。

 




                狼火111216
                 「狼火は上海に揚る」(1944年、監督・稲垣浩)

 「狼火は上海に揚る」は、先の戦争中、日活や新興キネマなどの統合でできた大映の、戦争末期に製作された日中合作の国策映画でおますが、こういう作品を戦争が終わって60余年も過ぎてからだこそながら皮肉な感じがしますな。
 坂本龍馬(阪東妻三郎)たち3人の青年武士が、アヘン戦争後の中国・上海に渡り、見聞を広めるお話でおますが、滞在中、イギリスに蹂躙される国土を憂う太平党の青年と知り合い、やがて太平天国の乱に至る中、龍馬さん、のんきに「東洋の平和のため、日本はいつでも君たちの味方になる」と言ってはります。
 しかし、この映画が製作された当時、日本こそが中国を蹂躙していた時代であり、抗日勢力も膨らんでいたこともあり、後世のわれわれが観れば「おいおい!」なんでおますな。
 もちろん、ささやかとはいえ、プロパガンダ映画である限り、国民の気持ちを鼓舞せうのはなあきまへん。時代の趨勢を無視して製作されているのは当然ですけどね。
 青年武士に扮する阪妻、月形龍之介、石黒達也以下、香川良介、葛木香一、東良之助のほか、中国人俳優も共演しており、旅館の娘さんが三原葉子に、太平党の青年が内田朝雄に、その妹が有馬稲子に、恋人が伏見扇太郎に激似でおました^^

                血染めの1111227
                 「昭和残侠伝 血染めの唐獅子」(1967年、監督・マキノ雅弘)

 何度観たか知れない「昭和残侠伝 血染めの唐獅子」で、久しぶりにマキノの恋愛学をおさらい。流れるような動きの男と女の、その表情、言葉の端々にマキノならではの恋愛哲学満載でおます。
 この後、続けて観た「昭和残侠伝 人斬り唐獅子」(1969年、監督・山下耕作)では、正統派任侠着流し映画がどういうものであるかのおさらいでおました。


                関の111230
                 「関の彌太ッぺ」(1963年、監督・山下耕作)

 耐えて久しく観ることのなかった「関の彌太ッぺ」を観たくなり、年末ギリギリに選んで観ましたが、何度観ても画像にあるラストシーンは圧巻。彼岸花がちょい見えないのは残念でおますけどね。

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