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2011-11-01

チラシを見ても映画を観たことにはならねぇ5

                 香川京子111101


 いつものように東京在住の友人から彼の地の公共機関、名画座のチラシが送られてきて、封を開けると、

 「東京では香川京子が『モテキ』なの??」

 という様相でおます。
 近年、なんとかの賞を受賞したこの女優の出演作が国立近代美術館フィルムセンターや第24回東京国際映画祭などで上映される(あるいは、された)チラシ、パンフレットでおます。

 香川京子ねぇ~。
 1940年代末期に女優デビューし、清楚な役柄ならピカ一で、かつては「監督キラー」と呼ばれたほど、日本映画の歴史を飾っている巨匠、名匠、中堅監督から新人監督までにお呼びがかかった女優さんでおますな。
 でもね、ボクなんかには何となく中途半端な女優やな~という印象でおます。
 小津安二郎、溝口健二、成瀬巳喜男、内田吐夢、黒澤明など名だたる監督の作品に出演歴を残しながら、この人、「大女優」と呼ぶにはかなり憚りがあるのですな。「大女優」という看板はみんな、田中絹代や原節子、山田五十鈴などの共演した女優に持っていかれているのでおますな。
 そのかわり、淡島千景、有馬稲子などと並び、今や貴重な歴史の証人になってはります。

 それに、この人、品のある美人なのに、色気がおません。蕾から開花したまではよかったけれど、その先の艶っぽさ、あでやかさに欠け、やはり、トシをとっても清楚一点張りで、そこのところが女優として面白うないなって、ボクの受け止め方です。
 外国の女優でいえば、グレース・ケリーかな。あの人も美人だけど、身にまとう堅苦しさが災いしてか、色気がおませんのですね。それでもモナコ公国のお妃に選ばれたのだから、あの美貌も女優として以外なら無駄ではなかったのですやろね。

 今、テレビのコマーシャルでわれらが「裏通り先生」の左右田一平と共演して演じている農家の主婦、あれなんか「東京物語」の末娘の50年後っぽくって、いかにもな香川京子さんでおますな。

                名画座111101

                太陽伝111101

 香川京子関連のほか、上記のようなチラシも同封されており、相変わらず、お江戸の名画座は頑張ってはるようでおますな。
 下段の「幕末太陽傳」(監督・川島雄三、1957年)は、製作会社の日活の創立100周年記念としてデジタル修復され、来月からリニューアルお目見えするそうでおます。スタッフ、キャストのほとんどが既に西方へ去ってしまっているということが時の流れを感じさせますな。






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といっても『近松物語』なんてのは、今や香川京子抜きでは考えられない傑作です。当初は木暮実千代が予定されていたそうですが、果たしてどういう出来になったのでしょうか?

さて加藤泰好きには『大江戸の侠児』という作品がありますが、これはいかがですか?

ポポ(略)さんへ

 「近松物語」は作品自体、好きですが、おさんは香川京子で間違いなかったですね。木暮実千代なら、いかにもっぽくて多分、与兵衛さん逃げ出してしまうかも^^

「大江戸の侠児」は田舎娘と大名の奥向きの高級女中との二役で頑張ってはりますが、やっぱ色気に乏しかった。多分、橋蔵が共演を希望したのでしょうね。当時の東映の女優にないものを求めて。
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