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2011-09-11
挑戦すれども当たらぬ投球ばかり

このところ、新作映画の連打でおます。
先日、友人が「日本映画の新作見る気がしない」とメールを寄こしてきました。
東京在住の彼は新作映画より旧作映画を熱心に観ているようで、花のお江戸で暮らしていれば旧作映画を観る機会はボクなどの比ではおません。
こちらは何度か、旧作を観る機会はあったものの、時間の調整や紀伊半島に被害をもたらした台風12号の影響で、すべてスルーしてしまいました。
「たまには黒澤映画も取り上げろ」という、これまた同じ友人からの声もあり、その時、ちょうど文化庁の巡回映画会がわが家のすぐ近くの会場であり、「酔いどれ天使」「羅生門」「生きる」「天国と地獄」のモノクロ仕立て(一部カラー)の4本立て上映でおます。
最初は行く気はなかったのでおますが、久しぶりの黒澤映画でもあり、全部を観る気はなかったものの、「酔いどれ天使」と「羅生門」くらいは…と、そのつもりでいたところ、台風12号のお出ましでおます。それが、ちょうど1週間前のことで、会場はすぐ近くであっても雨の中をトコトコでかけるのも「なんだかなぁ…」と相成り、結局、見送りに。
従って、台風のさなか、予定通り、上映会が開かれたのかどうかも知りまへん。
さらに、行きつけの大阪・新世界の映画館では何をトチ狂ったのか、加藤泰監督の映画の上映が2週続けてあり、それが「車夫遊侠伝 喧嘩辰」(併映は小沢茂弘監督の「渡世人列伝」)と「明治侠客伝 三代目襲名」(併映は内田吐夢監督の「宮本武蔵」)でおました。
どちらも既に何度も観ているお馴染みの映画とはいえ、「久しぶりに観るのもええなぁ」となっていたところ、時間の調整がつかず、上映期間の2週間は瞬く間に過ぎ去り、これまた見送りに…。
というわけで江戸の仇を長崎で…というわけではおませんが、新作映画の連打が続いとります。
しかし…
なかなか、羽織落としの忠兵衛さんになれるような日本映画の新作、見当たりまへんのやなぁ。
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コメントの投稿
しかし今の日本映画は、デジタル化が進み、昔に比べて、遥かに技術力に優れているのに、つまらないとはこれいかに…。
名撮影監督ばりのルックスや名編集者なみのカッティングは簡単に再現できるというのにね。
むしろノーライトでもOKなデジカメの導入で、逆に現場は安上がりになった分、テレビドラマよりもチープな劇場用映画が大量に出ているような気が…。
何がいけないのでしょうかね。分かってて聞きますけど。
名撮影監督ばりのルックスや名編集者なみのカッティングは簡単に再現できるというのにね。
むしろノーライトでもOKなデジカメの導入で、逆に現場は安上がりになった分、テレビドラマよりもチープな劇場用映画が大量に出ているような気が…。
何がいけないのでしょうかね。分かってて聞きますけど。
ポポ(略)人さんへ
便利になりすぎて何でもメカで解決の世の中、さて、あっしのような古い人間には分かりかねる現実でございます。ないから努力して生み出していた世の中が懐かしゅうございます。
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