2006-04-16

30)行こか、戻ろか・・・・・・

 このところ、新作映画をまったく観ていません。
 そんな矢先、先日、友人から津川雅彦が「マキノ雅彦」として初めて映画監督に挑戦した映画「寝ずの番」を観てきたという電話があり、さらにブログつながりの管理人・ヤノさんからも「観てきた」というコメントを頂戴しました。
 電話の友人は「割と面白かった」と言い、管理人のヤノさんは「思っていたよりはつまらなかった」という主旨の感想で、評価が分かれてしまうのは仕方ありません。
 この映画、下ネタ言葉が画面を飛び交うらしく、電話の友人はそんなセリフを聴いているうちに「なんか、ムラムラしてきた」とのたまう始末^^
 極めて精神と下半身が豊かな発想をする持ち主なのでしょう。というか、セリフのやり取りだけで、おのがエロスを発情してしまう仕掛けになっているのかどうか、この映画を観ていないボクには分かりません。
 ヤノさんの方は短い文章ながら撮り方に疑問を呈し、かの二枚目俳優の佐田啓二と、かの貴重なバイプレイヤー堺駿二の息子二人が同じ画面に登場し、さらには、その堺駿二の息子の堺正章と岸部一徳が共演していることに感慨を述べておられます(二人は、かつて日本にグループ・サウンズが横行した時代、ライバル同士のグループに所属しておりました)。
 二世といえば、なにも小泉政権の跡目争いをしている議員たちばかりじゃなかったんですね。
 中井貴一も堺正章も芸能人二世ですし、そもそも、津川さんも、劇中で死んでからカンカン踊りをさせられている実兄の長門裕之さんも沢村国太郎・マキノ智子の二世俳優です。はたまた、この映画にも出ている富司純子さんも次回作「犬神家の一族」では息子の尾上菊之助と映画の中でも親子役を演じるそうで、二世ばやりというのは根強いですな。
 さて、映画を観てムラムラしたという友人は、そのムラムラをどう収めたのかは知りません。きっと、大人の収め方をしたのでしょう^^

 ところで、ボクは・・・・・というと、この作品を観るべきかどうか迷っています。なにしろ、あのマキノ雅弘監督の縁につながる津川さんの初監督作品なので観ておこうと思う一方、富司純子さんが出てるしなぁ・・・というのも正直な思いです。
 「行こか」と思う半面、「やっぱりやめとこか」と、行きつ戻りつしながら羽織落としの忠兵衛さんのような心持ちでおります。
 余談ですが、この作品の宣伝のためにテレビにでまくっていた津川さんの顔って、だんだん国太郎さんに似てきましたな。
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 よく考えてみたら、岸部一徳の役柄は、長門裕之演じる師匠の実の息子。例えるなら、桂小米朝のような人物で、偉大なる父親を持ち、今ひとつ伸び悩んでいるという設定。ある意味で、監督自身のことも含めて、「芸能人の二世」という裏テーマがあるのかもしれません。意図的にそういう役者をそろえたのかもしれませんね。
 また、マチャアキと岸部一徳という組み合わせは初めてっぽいですけど、弟の岸部シローとの共演は過去にありましたね。この兄弟はあまり仲がよろしくないと聞いていますけど、この映画の一徳の役は、シローが演じた方がよかったかもしれない。
 それから、富士(←あえて使っているんですか?)純子の昔の幻影を追いかけるなら、観ない方がいいかもしれません。劇中でも言われていますが、いくら昔はきれいでも、今は「ばばぁ」(ごめん)でした。
 後は、そのうち、自分の方に書きます。

すみません。富士純子のくだりは勘違いです。最初、読んだ時、そう見えて、そのままの勢いで書いてしまいました。富司純子ですよね。
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