2011-04-28

チラシを見ても映画を観たことにはならねぇ

110428チラシ


 東京へ移住した友人が、こんなのもある、あんなのも上映されるとばかり、かの地の東京国立近代美術館フィルムセンターや神保町シアター、新文芸坐、銀座シネパトスなどで近日上映予定の映画のチラシをどっさり送ってきてくれました。

 モノはほとんど70年代以前の日本映画ばかりで、昨今の日本映画に入場料金を出し渋って久しいボクにとっては垂涎のギョクばかりでおます。

 でもねぇー、花のお江戸に住んでない者にとってはねぇ…。
 かつて銀幕を飾った男優、女優諸氏、表立った映画史には現れることのない作品を作り続けた監督たち大奮闘のキラ星のごとき映画の群れをチラシで眺めても、おいそれと東海道を五十三次、東下りができない憂き河竹の身分でおます。

 東京以外の都市ではもはや名画座など壊滅したも同然でおますが、さすが人口のるつぼ・東京でおます。若い人はあまり昔の映画を観ないといわれつつも、まだまだ名画座に活躍の余地はあるのですな。
 数ある映画ブログの中でも、この種の映画ばかりを延々と記録しているブログもおます。そのブロガーさんは東京近郊に住んでおられるらしく、せっせと神保町シアターに通われているようでおます。

 友人によると、かの地ではわが敬愛する加藤泰監督の作品も久しぶりにまとめて上映されるようで、浪花に近い田舎に住むボクはため息をつきながら歯ぎしりする思いで、チラシに紹介されている映画群を素通りさせるばかりでおますな。
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ボヤキなさるな

まあ、ボヤキなさるな。

世の中には映画獣というツワモノもいますが、なんやかんやと言っても、全部を観れるわけではおへん。

せいぜい、その一割も観れません。加えて震災で映画観る気がない時期もありましたし。

そんな中でも、フィルムセンターなどに行く訳ですが、ご老人ばかりでヘキヘキしています。東京には映画学部が一杯あるし、連携した大学の学生はかなり格安で観れるというのに、ホンにもったいないことです。

そういう意味では名画座全盛期に若い時にリアルタイムで浴びるはどに観た人の方がかなり幸せ者では?

ボボボボ~ンの友人さんへ

 ほやいているわけではおませんが、確かにすべてを観られるわけでもなく、観たとしてもやっとこさ1割いく程度でしょうな。
 今の20代の人たちにとって、携帯電話もPCもなかっただけの、ほんの近過去にすぎない昭和に誕生した映画、特に現代劇すらもはや時代劇感覚なのでしょうな。
 浴びるほど観たわけやおませんが、かつてそういう時代を送ることができたということは、「麦秋」の東山千栄子のごとく「でも、あたしたちは幸せでした」という言葉がぴったりのような・・・。
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