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2011-04-14

ああ、またしても、またしても

 先日、テレビで愛憎の果てに愛する男を殺害した内外の女性を取り上げたキワ物番組があり、そこで「阿部定極秘インタビュー映像を入手」とあったので、んんっ、テレビ局がそんなもん収録してたんかいな? と、ついつい仰々しいタイトルに曳かれて観たのでおますが、さすがテレビ局! で、番組の視聴率アップに寄与させられました。

 その前に、阿部定はいかなる女性か、知らない人は自分で調べてみてくださいね^^

 阿部定に関する部分が放送されるまでに、どのテレビ局でも常套手段のチラリと見せる映像でもうだいたい分かったのでおますが、この極秘映像、なんのことはない、石井輝男監督の「明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史」(1969年、東映京都)からの流用ではおませんか。

 この映画は明治・大正・昭和の昭和の部分で阿部定事件をドラマ仕立てで描いとります。モデルとなった阿部定自身も俳優の吉田輝雄にインタビューを受ける形で登場しとります。
 そのインタビュー部分が「阿部定極秘インタビュー映像入手」だったのでおます。
 やっぱ、テレビ局でおますな。自分では何にも作らず、ほかで出来上がったものを持ってくる―いまさら言うことやおまへんけどね。

 田中登監督の「実録阿部定」(1975年、日活)や大島渚監督の「愛のコリーダ」(1978年、アルゴス・フィルム、大島渚プロ)など、阿部定はしばしば映画のヒロインとして描かれていますが、いつのころからか消息不明となり、おそらく現在ではあちらの世界の住人になっているはず(生きていたら100歳は超えているかも)でおます。
 よく考えれば、消息不明になる以前にどこかのテレビ局が独占インタビューしていたら、その映像はとっくに公開されているはずでおますな。

 相変わらず、甘ちゃんの彰吾クンでおました^^
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阿部定は生きているのか?

その番組、私も見ましたが、冒頭の紹介場面で、石井輝男の映画の流用とわかりましたので、もういいかと。

90年代初頭に、大林宣彦の阿部定映画が公開された頃、女性誌であるルポライターが存命中の阿部定へのインタビュー記事が掲載され、後に単行本になった記憶があります。

事件当時でも30歳代後半ですから、もうお亡くなりになっているでしょうね。

さて、阿部定映画は、ブログの2作品が最も有名ですが、田中登監督は、終生、大島渚のパクリ疑惑について言及していて、海外の映画祭で上映を邪魔されてという話を、私も飲みの席で本人から聞いたことがあります。

まあ、同じ題材ですが、映画は違うものでしたから、遠からずという感じでしょうかね。

ボボボボ~ンの友人さんへ

あらあらあら~と見てしまったのが、草もうの民の由縁でありまして^^
愛した男を、ほかのだれにも取られたくない、その気持ちって万人に共通ですよね。ただ、極端な形で出てしまっただけで。
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