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2011-02-11

「アイリス」は韓流アメリカ映画のような

アイリス110203


 韓国スター、イ・ビョンホン主演のアクション映画でおます。
 彼の国で大ヒットしたテレビドラマの映画化だそうですが、イ・ビョンホン主演の映画を観るのは、やくざ組織に生きるアウトローが滅んでいく「甘い人生」以来。日本公開が2005年ですから、もう6年たっているんですな。
 すっかり甘さの消えた彼のハードアクションが楽しめる、祖国に裏切られた男の闘いを描いた一篇でおます。

 観た劇場ではデジタル上映でおました。
 ここ近年、フィルム上映ではなく、デジタル上映が目立ってきており、ビデオ上映とすれば何やら安っぽい響きがありますが、デジタル上映とすれば最新設備の上映のように見えてしまいます。ノンフィルムの上映方式は今後ますます増えそうな傾向で、デジタル上映が可能な設備を整えるシネコンが増えてきているそうでおます。
 ビデオ撮影のほうがフィルム撮影よりコスト安という製作面の事情もあり、また、上映時にはくっきり、はっきり画面鮮明、フィルムのように巻の入れ替えがない、物体としてかさばらないなどの利点があるのでおますけど、映画作品として見た場合、何でもかんでもくっきり、はっきりの鮮明な画面が邪魔になる時もあるようで、フィルム独特の質感、それをどう取り入れていくかでおますやろね。

 さて、「アイリス」。こりゃアメリカ映画か! と思わせるような暴れっぷりでおました。


 韓国の国家安全局に所属する男、最新鋭特殊要員でおますが、わかりやすくいえばスナイパーでおますな。任務に従ってハンガリーで「北」の要人を暗殺した…まではよかったのでおますが、要人の警備陣によって銃創を負い、安全局にSOSを求めたものの、彼を動かしている副局長から拒否されたばかりでなく、祖国からも「北」からも追われるようになってしまいます。
 その逃走の中で救ってくれた謎の人物から秘密組織「アイリス」壊滅を託されます。国家間の紛争をネタに巨大な利益を得ている組織で、それに関わっている人物が韓国にも「北」にもいるということで、故国に裏切られた男は南北ばかりでなく、上海、日本を股にかけて炙り出しに奔走するお話でおます。

 ひところの香港映画、それは中国返還以前の活況を呈していたころでおますが、そのころの香港のアクション映画を観ていてアメリカ映画や、まだ産業として落ちぶれていなかったころの日本映画をよく勉強しているなぁと感心したものでおますが、現在はそれが韓国映画でおますな。
 ただし、日本映画がお手本にされているのかどうかはわかりまへん。なにしろ、日本は産業技術で韓国から「もう日本から学ぶべきものは学んだ。もう手本にはならない」と言われたとか言われなかったとか。映画に限らず、日本丸は青息吐息でおます。

 銃創を負っても走り回り、転げまわって逃げる信じられないほど、いや、笑ってしまうほどのあり得ない強靭なイ・ビョンホンやBIGBANGのにいちゃんまで担ぎ出してきて展開するハードアクション、派手に見せてくれるカーチェイス、ソウルの繁華街で繰り広げられる市街戦さながらのドンパチなどなど、アメリカのこの手の映画をよく研究してはります。

 イ・ビョンホン主演の映画らしく、最後は甘い感じで終わるのかと思っていたら、とどめの一発、さすがでおます。
 それにしても、冷戦時代、アメリカ映画に描かれる敵は常にソ連でおましたが、韓国では、それは偉大なる将軍様の国なんですね。
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