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2010-01-30

90年代って?「BANDAGE バンデイジ」

2バンデイジ



 1990年代のロックバンドのボーカルと、そのボーカルが歌う歌に魅かれてしまった女子高生のお話。
 非常に簡単に要約すると、そういうこってすね^^

 映画の冒頭、1990年と時代設定のタイトルが出ますが、1990年といえば今から既に20年前・・・。
 思わず、ウ~ン?!?!ってなりました。
 だって、ボクの中では20年前の記憶って鮮やかに甦らなかったもん。
 経済の世界では、よく「失われた10年」ってことが言われてますが、確実に現在まで生きてきたのに、ボクの中では「失われた20年」になっていることに改めて愕然・・・。
 
 それ以前の80年代の10年間なら、鮮やかに甦るんですけどね^^
 っていうことは、90年代、ボクは生きた屍だったんでしょうか?
 「でしょうか?」って問われたって、ボク以外の人がボクの記憶、ボクの生きてきた道のりは分かるはずはありませんよね。

 映画の冒頭で、映画とは全く関係のない事柄で頭を一発、ガツーンとやられてしまいました。
 
 この映画のうたい文句に「90年代、バンドブームが吹き荒れていたころ・・・」なんてありますが、作品を観る限り、少なくとも吹き荒れていたというような感じはおまへん。
 90年代の音楽シーンがどうであったか、なにしろ、ボクは90年代の記憶がごっそりとまではいかなくても抜け落ちているので、友達に今もなおバンドをやっている人がいるので、今度、聞いておきます。年代的に、彼はこの映画を製作した人たち、登場人物とほぼ同じでおます。

 監督は音楽プロデューサーの小林武史、脚本は「スワロウテイル」の岩井俊二(共同脚本・菅知香)で、このご両人もまさに20年前は登場人物たちと同じ世代であった人たちでおます。

 バンド「LANDS」のリーダーでボーカルのナツ(赤西仁)をめぐってメンバーのそれぞれとマネジャーの元歌手のゆかり(伊藤歩)、ナツと知り合い、やがて、バンドのマネジャーになる女子高生のアサコ(北乃きい)が描かれていきます。
 
 何よりも面白いのが主人公のナツでおます。
 バンドのリーダーであり、メンバーがメジャーデビューを目指しているのに、このにいちゃんだけ、シラケ鳥が飛びまわっているようでおます。やる気があるのかないのか、どの方向を目指しているのか、さっぱり、正体がわかりまへん。
 ついには最後、キーボードのアルミ(柴本幸)から「あんたはいつだって仕事も恋も遊びなのよ!」と罵倒される始末。

 演じる赤西仁が、このキャラクターにようハマっております。
 赤西青年もカトゥーンの中では図抜けて分からないキャラでおます。何を考えているのか、どこを見ているのか、ほかのメンバーが熱くなっていても、独り、口を半開きにした表情をさらして醒めているように見えます。

 こんなキャラの男とかかわり合いを持ち、淡い恋心もすれ違ってしまう少女を演じる北乃きい、正直、ハマってまへん。
 卒業を間近に控えた女子高生から、かつて同級生であったミハル(杏)をメジャーデビューさせるマネジャーにまで成長する役でおますが、その間、少なくとも3年の時間が流れているはずなのに、昭和47年生まれ(画面に、そう書かれた履歴書が出てきます)のヒロインの18歳から20歳までの変わり目を演じるには荷が重すぎたのでおますやろね。

 最後に余計なことながら、友達役の杏が「ライブ」を語尾下がりに発しているのに、北乃きいは語尾を上げて発音したり、赤西青年が「・・・じゃね↗」と語尾を上げて発していたり、今でこそ珍しくない若者言葉でおますが、このころ、既にそういう言い方がされていたのかどうか、誰か教えて!!

 
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No title

すごい。まず、映画を観るという段階で、真っ先に選択肢からはずすだろう映画を観ている。私は、恐らく、この映画の時代背景に近い世代だと思うのですが、当時のバンドブームが大阪ではあまり聞こえなかったのは、大阪以外で放送していたあるテレビ番組が主導していたからでしょう。この映画の監督の小林武も製作の岩井俊次もそのあたりを背景に世の中に出てきた人ですもの。
まあ、映画的にいえば、ビデオの普及で誰もが映画監督と名乗れるようになるのと同じ頃で、私がリアルタイムに作られる日本映画に絶望して、過去の映画をあさりはじめた頃でもあります。そして…

すっかり古い映画に夢中になってたらいつの間にか独りきりになってた…今の日本映画から離れてました( ´_ゝ`)。今度、恋愛のこと教えてねヽ(^◇^*)/

追伸 それでも80年代の日本映画はましで、昨日は男闘虎組の『ロックよ、静かに流れよ』を観ましたが、かなりいいできだと思いました。その後、『赤い縄 果てるまで』を観て、寝ました。

件の友人さんへ

90年代の記憶をなくしても、あたしゃ、今を生きてるのさ。
過ぎ去った50年代、60年代の映画を繰り返し観ていても、今の映画も観てますよ^^、もちろん。
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Author:青山彰吾
 日本映画を中心にしたコーナーです。
 ただし、取り上げる映画は偏っています^^
 
 

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