2009-11-13

なぜか、文化勲章は・・・

 森繁久彌さんが、あちらの世界に引っ越されましたね。
 96歳。大往生でおますな。

 やっと、「送られ人」にならはったんですね。

 というのも、もう何年も前から、森繁さん、自分と親交のあった俳優の訃報に接した時、通夜に駆け付けた姿をテレビなどで見かけるたびに、亡くなった人が森繁さんより年下であればあるほど、常に「送り人」だったからです。
 ま、テレビカメラを意識したポーズには辟易しましたけど。

 ところで、森繁久彌さんは大衆演劇部門で最初の文化勲章受章者だったそうですね。

 この文化勲章の映画・演劇、そのほかの芸能部門では、今年は落語家の桂米朝さんと歌舞伎の坂田藤十郎はん(元中村鴈治郎・中村扇雀)が受章しました。
 昨年は、森光子さん。
 10年ほど前は、山田五十鈴さん。

 何か、気付かれませんか。

 この部門の近年の受章者の名前を見て、不思議に思います。

 それは、全員、関西出身者ということでおます。

 森繁、米朝、藤十郎、山田五十鈴は大阪生まれ、森光子は京都生まれでおます。

 それから関西という地域からは外れますが、映画監督で初の受章者の新藤兼人さんは広島出身であり、候補に上がったものの、きっぱり受章を断った杉村春子さんも広島出身でおます。

 文化勲章の受章者、あるいは候補者は関西を中心にした西日本の人たちばかりなんですね。
 偶然やろうけど、なんででしょうかね。

 とはいえ、仕事の都合で現在は米朝さんを除き、全員が東京に本拠地を移してはるということは、大阪で生まれた企業に本社機能を東京に移されてしまった大阪市とよく似てはりますよね^^
 




 

 
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No title

森繁は、長生きしただけに、周囲がエライヒトと持ち上げすぎかもしれませんね。
でも、本人は病院のベットでも、看護婦さんのお尻を触ってはにんまりしていたそうな。

さっき、テレビで『夫婦善哉』をやっていて、改めて淡島千景とのコンビの良さを再認識しましたが、『猫と庄と二人のおんな』なんてのも好きですし、一連のマキノの『次郎長三国志』の森の石松もええですなぁ。

やっぱり、この頃が全盛期ですよね。
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