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2009-01-03

緋牡丹タイム4-夢を撒いて消えた佳人2

寺嶋純子101011


 ―当時、大映でも『女賭博師』シリーズがいい成績をあげていたから、そういうものプラス、なんか哀愁のこもった映画を作ろうというので、鈴木則文さんが考えてくださったんですよね。

 「ご当家の親分さん、御姐さん、蔭ながらお許しこうむります・・・」、巻頭、仁義を切る藤純子の真っ赤な口紅が初々しい『緋牡丹博徒¥』弟1作の誕生である。
 『緋牡丹博徒』の当初の構想は、ほかの女博徒映画同様、もろ肌をぬぐ女やくざが主人公の女剣劇だったという(藤純子がもろ肌をぬぐなんて、とても信じられない、考えてはいけないことなのだ)。

 ―もう、まったくの女剣劇で、もろ肌ぬいでという感じだったんですね。だから、もろ肌をぬぐということも、結局は片肌だけになったわけなんですけど・・・それでも随分抵抗して、ほんとうはやりたくなかったのですけどもね・・・(笑)

 じゃ、最初、緋牡丹のお龍に対しては・・・?


 ―その時は、自分ではイヤイヤ引き受けた役ですから、もうひとつ緋牡丹のお龍というものに惚れられなかったのですけどもね、この緋牡丹のお龍が、なぜ刺青をして女を捨てて生きていかなきゃいけないかっていうプロセスをあらたに注文して作ってもらったんです。
 それで、父親の仇を討つために女を捨ててというようなプロセスを作ってもらっていくうちに、だんだん緋牡丹のお龍という女が好きになってきましたね。


 このプロセスうんぬんについて、1作目の『緋牡丹博徒』の中で特筆すべきシーンがある。
 五木の子守唄のメロディーに乗って、回想シーンとして描かれる、やくざになる以前のお龍の娘時代がそれで、ここだけは絶対のみもの!!
 とりわけ、祭りの日、浴衣姿でうちわを手に、石段をピョンピョン飛び降りてくる少女時代のお龍は、もうかわいくてかわいくて、そこだけ切り抜いて永久保存しておきたいほどのあどけなさを見せている。
 しかも、演じているのが子役ではなく、藤純子そのひとときては、シリーズ中、どんな名シーンよりも万金に値する名シーンといえる。 
 そんなシーンがあるからこそ、緋牡丹のいれずみをした女博徒にならざるを得なかった緋牡丹のお龍の悲劇がヒシヒシと観る者の心に伝わってくる。(つづく)
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尻切れてません?

ことしに入ってからのエントリー、なんだか途中で終わってる気がします。ここはクライマックスというか、とっておきの逢瀬なんだから、完全版のアップ希望ですよ。(ブラウザのせい?)
そういえばミクシィの藤純子コミュを見ていたら、先月あった「日本女侠伝 鉄火芸者」上映の際のトークショーの模様が、詳細にリポートされてました。そのトピック立てた人も、青山さんと同類なのかなあ。こちらが気恥ずかしくなるほど、賛美に満ちているんですよ。ちなみに、会場は男風呂状態だったとかw

ひさしぶりです

 カノ・カノエさん、ご訪問ありがとうございます。
 ひさしぶりですね^^

 ここんとこの緋牡丹タイムはシリーズ企画なんですよ。
 最初に説明なしで始めたから尻切れの感じがするのかなぁー。
 長いインタビューを数回に分けて更新しています。
 まぁ、気長につきおうとくんなはれ^^

カノ・カノエさんへ追伸

 今、点検したら、マジ、尻切れになってました。
 このご指摘だったんですね。
 すみません、せっかく読んでいただいていたのに。直しますね^^

 ミクシィに純子のコミュニティーがあるんですね。当然ですよね。
 それにしても「日本女侠伝 鉄火芸者」は、ええ映画^^
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