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2015-04-09

チラシを見ても映画を観たことにはならねえ30

                       チラシ 鴛鴦とゴールデン150322 

 映画館から足が遠のいても、何の苦もない生活をしています。わが師、加藤泰はかつて「映画は若い人たちのものです」と言っておりましたが、映画を観てもわが身が興奮のるつぼと化すことがなくなったということは、わが師が限定した「若い人たち」の範疇からもはやはじき飛ばされてしまっているからですやろか。
 そんな中、今もって映画館通いを続けているお江戸のお友達から名画座のチラシが送られてきました。とっくに送られていたのでおますが、いろいろな事情があり、かつまたボくの怠けグセが高じてほったらかしのままでおました。「それじゃ、義理が立たねえじゃないか」と『昭和残侠伝』の池部良あたりが吐くセリフを真似て自分を反省。ようやく、パソのブログ画面に向かい合ったのでおます。
 
 東京・神保町では「ゴールデン名画劇場」と、かつてのテレビの映画番組のタイトルをもじったような題名で今月4日から文芸映画、時代劇、恋愛映画、アニメーション映画などの傑作選が上映中でおます。戦前の「夜ごとの夢」(1933年)や戦後すぐの「青い山脈」(1949年)からアニメの「ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌」(1992年)までの23本の映画をそろえてます。成瀬巳喜男の「浮雲」(1955年)や小津安二郎の「東京物語」(1953年)、黒澤明の「羅生門」(1950年)など、映画もオーソドックスなら名画座の上映選定もオーソドックスな定番映画はいうに及ばす、マキノ雅弘の「浪人街」(1957年)や川島雄三の「洲崎パラダイス 赤信号」(1956年)は個人的に駆け付けたい作品でおます。しかし、東海道の東下りはままにならないのが憂き世でおます。

 阿佐ヶ谷方面から何やらにぎにぎしい歌声が聞こえてくるのは、どうして? それもそのはず。阿佐ヶ谷の名画座では「春爛漫  歌と踊りの銀幕祭典」と題する日本のオペレッタ映画特集が始まっているようで、戦前・戦中・戦後の暗い世相をものともしなかった映画31本が上映されておりますな。
 今はない大映のお得意プログラムだった狸御殿映画やマキノ正博の世評高い「鴛鴦歌合戦」(1939年)、「ハナコサン」(1943年)はもちろん、東宝の当時のアイドルたちを駆りだした歌謡映画、若大将映画にクレージーキャッツ映画(というより植木等の無責任男映画というべきか)とにぎにぎしく、大映が当時の社長の愛人を使い、見事に失敗したミュージカル映画や加藤泰監督の奇想天外な真田十勇士映画などの変わり種も参加してはります。

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