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2015-02-21

チラシを見ても映画を観たことにはならねえ29

高倉健 文芸坐 150221

 東京・池袋の名画座で開催中の「追悼 高倉健 第二部・東映編」の2日目にに先日、お江戸在住のお友達が行ったらしく、その旨を使えるメールがおました。観た作品は「万年太郎と姐御社員」(1961年、監督・小林恒夫)と「東京丸の内」(1962年、監督・小西通雄)で、健坊のサラリーマン物映画の2本立て。観たのは夜の時間だったらしく、メールには「普段なら空いている夜の回でも八割の入り。しかも、場内は健さんのコメディ路線に大爆笑の連続でした」とおました。
 さもありなんですやろうね。
 男の人生の苦渋と苦労を一手に引き受けたような表情ばかりの健坊の映画に親しんだ多くの観客にとって、やくざ映画で大スターとなる以前の健坊の堅い表情のままのライトな映画は新鮮で、ひょうとしたら今出来の若手スターが出てくる映画に映ったのかもしれまへん。

 その「万年太郎と姐御社員」で姐御社員に扮したのが星輝美。東映映画ではわずかな期間でしか輝かなかったけれど、不思議なことに3本の映画しか、東映映画には残していないと、いつだったか、雑誌のインタビューで答えとりました。この「万年太郎」と姐御社員」、工藤栄一監督の不条理青春時代劇ともいうべき「お姫さまと髭大名」(1962年)、若い日の北大路欣也主演の「よか稚児ざくら 馬上の若武者」(1962年、監督・河野寿一)の3本。勝気そうな顔立ちがキュートで、今風にいえばツンデレな感じがした女優さんでおました。
 僕の記憶ではもっと出ていたのでは? という印象でおます。元は新東宝所属の女優で、新東宝の倒産後。東映に移籍したのでおますが、新東宝の瓦解後、テレビの深夜枠に大量に放出された新東宝の映画を熱心に観ていたので、そのころの記憶とゴッチャになっているのかもしれまへん。 

                        チラシ 笹森礼子 150104

 「懐かしの女優」といえば、阿佐ヶ谷で上映中の「昭和の銀幕に輝くヒロイン第76弾 笹森礼子」もそう。
 およそ20年ほど以前、「あのひとは今?」的な週刊誌の企画記事で、原節子並みに自宅前を掃除する彼女の姿を隠し撮りした写真が掲載されとりましたが、東宝映画のサラリーマン物映画でチョイ役出演していた笹森礼子は日活移籍後、アクション映画や青春映画の瞳がかれんな名花として登場。しかし、輝いたのはほんの数年で、早々と女優廃業してしまいました。若い日に消えた名花のその後の姿を見ることは残酷なことでおます。名残をとどめて永遠に消えてこそ「花」でおます。

                        高峰秀子 150221

 この世におさらばして5年。相変わらず、高峰秀子ことデコちゃんは名画座で頑張っとります。
 もう終了してしまったけれど、池袋では「高峰秀子 没後5年 50年の女優生活をたどる映画祭」で、デコちゃん映画14本が上映されとりました。「浮雲」や「稲妻」はいうに及ばず、没後も繰り返し高峰デコちゃんはスクリーン上で活躍してはりますが、こういうのって、お江戸ならではのことでおますな。
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