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2012-06-30

長谷川伸シリーズ 「暗闇の丑松」

               暗闇の丑松1 120629

               暗闇の丑松2 120629

 中断していたテレビ映画の「長谷川伸シリーズ」(1972~73年)を久しぶりに。今後はアトランダムに。
 既に40年前となったテレビ番組で、今回は第18・19話の「暗闇の丑松」でおます。

 ご覧の通り、天下の美男美女と言われた長谷川一夫、山本富士子の主演。
 はずみで恋人(山本富士子)の養母(清川虹子)を殺害してしまい、江戸を売った(逃げ出した)男(長谷川一夫)が数年ぶりに江戸に戻る途中、宿場女郎になっていた恋人と再会。恋人は身を恥じて縊死、恋人の身の振り方を頼んでいた兄貴分(水島道太郎)が自分たちの不幸の原因と知った男は兄貴分の女房(利根はる恵)を殺し、さらには兄貴分も手にかけて役人に囲まれてしまうという、何とも関西弁でいところの、間ンの悪い男のお話でおます。

 当時、既に映像の世界から舞台の世界に活路を見い出していた長谷川一夫、有名な五社協定で映画・テレビの映像の世界を締め出され、舞台に生きていた山本富士子でおます。その後、お富士さんは映画には戻っておらず、テレビへは1965年のスタジオ作品「春琴抄」(1965年)あたりから登場しましたが、舞台に生きている、そんな2人でおますから、ここでも、こってり舞台的な演技を展開してはります。

 ところで、本放送の時は意識しなかったのでおますが、今改めて観ると、この作品、結構おじいちゃんたちが関わったのでおますな。
 というのも、脚本が衣笠貞之助、監督がマキノ雅弘、主演が長谷川一夫。この時、衣笠は76歳、マキノと長谷川が64歳。今なら「64って、おじいちゃん違うでー」と言われそうでおますが、マキノは藤純子引退記念映画「関東緋桜一家」を最後に映画界を離れ、テレビに活路を求め始めたころでおました。
 ここに加うるに、お富士さんは当時41歳。おじいちゃんらの間では若手女優でおますな。

 そういえば、マキノの企画でスタートした、このシリーズにはほかにも稲垣浩や片岡千恵蔵なども監督、脚本、出演者として参画しており、さながら昭和初期の日本映画界の主なメンツがテレビのシリーズ物の一端を担っていたといえます。

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