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2012-01-24

化け猫にはならなかった北沢さんの「怪猫お玉が池」

                 怪猫お玉ケ池120123

 北沢典子といえば、新東宝映画(大蔵体制下のね)の誰も彼もが裸になった観のある女優の中、いつもきっちり着物なり洋服なりを着て登場していた清純派女優でおます。といっても、僕の年代からすれば、彼女は新東宝の倒産後、数年間、東映時代劇の女優だったころの女優さんでおますけどね。

 そんな純情可れんな北沢さんが主演している映画「怪猫お玉が池」は、のっけから、おどろおどろしいメロディー(音楽・渡辺宙明)とともに靄が立ち込める野池に恋人同士の男女が迷い込むところから始まる化け猫ホラーでおます。
 製作は1960(昭和35)年、まさに新東宝末期でおますな。この手の映画では面白い怨念映画を連発した中川信夫監督の弟子筋に当たる石川義寛の監督・脚本(共同脚本・藤島二郎)で、師匠に負けず劣らず、総天然色のワイド画面いっぱいに猫の怨霊話を展開させとります。

 創作物より現実の出来事のほうが何十倍も恐ろしい現代にあっては、死者の怨みが飼い猫に乗り移り、怨みの化身として怪物化した猫が主人を苦しめた悪者どもを討ち果たしていくという化け猫映画はもう製作されなくなりましたね。化け猫より学校の教室やトイレが怖い時代でおます。


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