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2010-03-23

母を求める世之介は「人間失格」

失格人間


 太宰治の作品は、本人がこの世とおさらばして60年経ってなお、愛読者が多いのは知っていますが、「今ごろ、何で太宰?」と思いつつ、公開からかなり時間を経て映画館へ駆け付けると、この映画、西鶴の世之介さん、つまり、「好色一代男」でおました。

 世之介は少年期に乳母の手ほどきで女性初体験を済ませて以来、何人もの女性遍歴を重ね、ついには女護が島を目指して船出していきます。
 映画「人間失格」の主人公、葉蔵(生田斗真)は、中学生の時、同居するいとこの女性(馬渕英俚何)の泣き顔を見て以来、女性遍歴を重ねていきます。

 ただし、世之介と決定的に違うのは、世之介が最高の女性を求めて、あっけらかんと女性を通して社会勉強していくのに対し、葉蔵は何人もの女性と出会いながらも社会的な経験、知識は得ることなく、出会った女性の中に「母親」を求めていたという違いでおます。

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