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2009-09-23

長谷川伸シリーズ4

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 かつて罪を犯して獄につながれたものの、出獄して更生してもなお、何かあると自分が疑われてしまう男の、自分の命に代えて無実を証明せざるを得なかった哀しいてん末。
 それが「長谷川伸シリーズ」第4作の「町のいれずみ者」です。

 原作の戯曲の表題は「町の入墨者」で、はたまた、「街の入墨者」としているのが、今年、生誕百周年を迎えた幻の映画監督、山中貞雄の映画でおます。

 なんで、幻としたのか?
 だって、今、山中貞雄の映画って、もう観られないんですよ。
 そのほとんどの作品のフィルムが失われてしまって、断片的にフィルムは発見されていますが、ほぼ完全な形で残っているのは、わずか3本。それも、製作当時のものとは異なり、故意にカットされている部分もあるそうです。

 山中貞雄の1935年の日活京都作品「街の入墨者」も、もはや観ることはできまへん。わずかにスチール写真や脚本は残っていますが、その脚本も結末部分は未完となっています(キネマ旬報「日本映画代表シナリオ集1」所載)。

 この作品、現存する「河内山宗俊」や「人情紙風船」同様、当時の前進座とのユニット作品でおます。
 河原崎長十郎、中村翫右衛門、河原崎国太郎、山岸しづ江、瀬川菊之丞、坂東調右衛門などのおなじみの面々に、「河内山宗俊」の原節子のごとく、「人情紙風船」の霧立のぼるのごとく、(記録によれば)この作品にも製作会社所属の女優、深水藤子が顔を出しております。

 さて、テレビ版は・・・。


 

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